2012/04/24

JICA研究所公開セミナー『ジェンダーと国際教育開発:課題と挑戦』のお知らせ

会員の西村幹子さんからのご紹介です。
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JICA研究所公開セミナー『ジェンダーと国際教育開発:課題と挑戦』のお知らせ

 JICA研究所は、途上国を対象に教育とジェンダー問題に関心を寄せる実務家や
学生を対象にした書籍『ジェンダーと国際教育開発』の発刊を記念するととも
に、JICA研究所が実施中のアラブ地域(イエメン)を事例にした研究プロジェク
トの中間結果の概要を紹介することを目的として、公開セミナーを開催すること
となりました。
 実務者、研究者、学生等、関心のある方からの幅広いご参加をお待ちしており
ます。詳細は以下の通りです。お申込みは直接以下のウェブサイトからお願い致
します。

【日時】2012年5月28日(月)14時半~17時

【場所】JICA研究所国際会議場
    (http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html

【プログラム】 *各発表題目・順番・発表者については変更の可能性があります。
14:30~14:40  開会の辞
14:40~15:10  ジェンダーと国際協力開発の潮流と新たな課題
             菅野 琴(目白大学客員教授 / お茶の水女子大学ジェンダー
                       研究センター・国立女性教育会館客員研究員)
             西村 幹子(国際基督教大学准教授)
             長岡 智寿子(法政大学非常勤講師)
15:10~15:30  日本の教育協力におけるジェンダー格差解消への取組と新たな
       可能性
             水野 敬子 (JICA国際協力専門員)
15:30~15:50  質疑応答
15:50~16:10  ジェンダー平等に向けた教育成果と経済的機会向上の必要性:
           アラブ・イエメンの事例
             結城 貴子 (JICA研究所研究員)
16:10~16:25  グローバルなポストMDG議論への示唆
             黒田一雄 (JICA研究所客員研究員 / 早稲田大学教授)
16:25~16:50  質疑応答
16:50~17:00  閉会の辞

【言語】日本語

【参加費】無料

【申込方法】以下のウェブサイトより直接お申込み下さい。
http://jica-ri.jica.go.jp/ja/announce/jica-ri_seminar_gender_and_international_development_in_education_challanges.html

【お問い合わせ先】JICA研究所 企画課(担当:斎藤・沖)
       E-Mail: ditas-rsunit@jica.go.jp TEL: 03-3269-2959
       FAX: 03-3269-2054

以上

2012/04/23

NGO災害復興協働隊 東日本大震災・福島県南相馬市『心の縁』プロジェクト


江原裕美会員からのご紹介です。

平成24324

NGO災害復興協働隊 東日本大震災・福島県南相馬市『心の縁』プロジェクト
『ひとりができること』
 初めまして。
私達「NGO災害復興協働隊」は、埼玉県鶴ヶ島市に本部を置く民間の任意団体です。東日本大震災以降、縁あって、福島県南相馬市で拠点支援活動を展開しています。「拠点支援活動」と言うのは、主にその地域を拠点として支援活動をするという事で、多くの場所で支援活動を展開するよりも、一つの場所を決め、少しでもいいから深く辛抱強く、地域に根ざした活動をしていきたいという思いで始めました。
 活動の詳細は、お手数ですが、ホームページ・ブログでご確認ください。

ホームページ: http://kyoudoutai.jimdo.com/

 2012年度、私たちの支援活動対象者は『みなし仮設住宅被災者』です。『みなし仮設住宅』と言うのは、仮設住宅以外の、民間アパート・自宅・親類宅などで避難生活をされている方々を指します。この方々には支援が行き届いていません。仮設住宅と違い、「個人情報の壁」に阻まれ、どこに住まわれているか分からないからです。震災から1年を過ぎた今でも、支援物資を一度も貰ったことがない方が大勢いらっしゃいます。
この現状は、被災地における住環境による支援格差と言えるかもしれません。ボランティア団体は、それぞれの考え方に基づき支援活動を展開していますが、そのボランティア団体にとっても、支援したいけど支援出来ないのが実情です。その為、『みなし仮設住宅被災者』の方々には、被差別意識や、見捨てられた、と言った感情を持つ方もいらっしゃいます。そういう気持ちを解消しなければ、次のステップに踏み出すことは出来ません。人の心を解きほぐすのは、人の心しかありません。一人一人の、被災者を思う気持ちが伝われば、心のどこかに『小さな縁』が生まれるかもしれません。

そんな方々に、あなたの思いを届けてみませんか?
『支援は届きますよ。私達は、あなたを忘れてはいませんよ。』
と言うメッセージを形にして励ましていただけませんか?

 

NGO災害復興協働隊 東日本大震災・福島県南相馬市『心の縁』プロジェクト
『ひとりができること』
1、目的:
南相馬市の『みなし仮設住宅被災者』の方々に、生活復興へ向けた次のステップを踏み出してもらえるよう、一人一人が自分に出来る事を通じて、応援メッセージを届ける。
2、方法:
応援メッセージを同封し、生活支援物資1を届ける。
具体的方法
①応援メッセージを記入して下さい。
例:私は、埼玉県鶴ヶ島市に住む者です。今回の震災で、皆さんの事を忘れたことはありません。しかし、何をしたら良いのかわからず、募金以外に支援らしい支援をしたことはありませんでした。同封させていただいたのは、小学2年生の男の子用のTシャツで、サイズは130センチです。息子と色違いのお揃いで買いました。ぜひ、同じ年齢のお子さんに着ていただきたいと思います。よろしかったら、こちらにご連絡ください。子供同士、友達になれたらと思います。
3502206
埼玉県鶴ヶ島市藤金80465
小柏 雅市・雄也
メールアドレス:mail@09193.org

②メール便や宅配便で、支援物資とメッセージカードを送る。
メッセージカードは必ず入れてください。
被災者の方からの連絡を望まない方は、連絡先の記入は要りません。

③送り先
9792323
福島県南相馬市鹿島区烏崎字羽黒堂202
有限会社 福島運輸気付
NGO災害復興協働隊 支援物資
「男子用Tシャツ サイズ130センチ1着」(例:内容を必ず荷物の表面に記入して下さい)

④締切
 5月度:513日必着(519日配布予定)
 6月度:610日必着(616日配布予定)
送っていただいたメッセージと支援物資は、上記日程の配布活動で被災者の方に直接お渡しいたします。結果は、ホームページの活動報告にてご報告させていただきます。

*送っていただく支援物資は、1締切りに対し1点とさせていただきます。
 量の支援から質の支援に変える時期だという考えに依ります。一人が大量の物資を送るよりも、たくさんの人が一人一人の心を込めた物資を送って欲しいのです。勿論、2個や3個、2着や3着の物資を送っていただいてもかまいません。
例:
Tシャツ1枚・マグカップ1個・子供用絵本1冊・赤ちゃん用おくるみ1セット
鉛筆1ダース・オムツ1袋・ノート3冊セット・バスタオルセット 
女の子用ワンピースサイズ150センチ1
男の子用半ズボン サイズ120センチ1着  など

*被災地で必要とされている物資
①衣類   夏物に限ります。大きいサイズが不足しています。
      L・LL・3L・4L・5Lなど
      下着(新品に限ります)
      スカート類は要りません。(ほとんど履く習慣がありません。)
      子供用衣類    など
②生活雑貨 ティッシュペーパー・トイレットペーパー・生理用品・子供オムツ
      タオル・シャンプー・石鹸・洗剤・食器類 など
③子供用品 本・ノート・学用品・オムツ・バンドエイドなどの医療品など
④食料品  お米・野菜・ミルク・ベビーフード・保存食・缶詰など
⑤飲料水  ペットボトルの水
      大口でご提供いただける方を募集しています。
      南相馬市では、放射線の不安から、子供を持つお母さんたちが、毎
日水を買っています。ここで安心して子育てをするためにも、当面、水の支援は不可欠と考えています。よろしくお願いいたします。


連絡先:NGO災害復興協働隊
    〒3502206
    埼玉県鶴ヶ島市藤金80465
    小柏 雅市 ☎08031743162 メール mail@09193.org
        ファックス 049-285-2223